洋服は服にあわせ、着物は人にあわせる・・
こういう言葉を聞いたことがあったのですが、
ずっとどこか違和感をかんじていました。
それは、着物を着るために、
タオルをたくさん詰めたりして、
(慣れてしまえば楽といわれても)
なんだか、ぐるぐる巻きなかんじがして、
ハレというイメージとは結びついても、
日常というイメージに結びつかなかったのです。
でも、お話を聞く機会があり、なぞがとけました!
着物って江戸時代の前までは、
しわもよってもよいし、もっとゆるゆると、
体を締め付けないものだったと、
昔の絵には描かれていたようです。
座る姿勢も、
正座でなく、たてひざだったりあぐらだったりして、
それでも、体がみえない服であったようですね。
お茶の絵でも、利休さんは正座はしていないそうですね。
歩く姿勢も、西洋の歩き方、アジアの歩き方というのは、
違う形であって、それに合う服だったようです。
江戸時代で身分制度ができ、
そんな政治的なものから、
西洋の文化がはいってから、
今の着物へと変わっていったそんなお話でした。
また、沖縄の伝統的な着物って
帯はしない着方だったそうです。
あたたかい場所だからと。
体にあわせた、そんな着物だったら、きてみたいなぁ思いました

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