埼玉県森林部主催の木づかいコーディネートのお話を聞いてきました。
林業の話、木の話、一度聞いているので、
いいかなと思ったりもしたのですが、
お話を聞いてみたら、林業の状況、木の研究等は
進んでいて、参加してよかったと思いました。
何事もわかったつもりはこわいですよね(反省です!)
お話は実際に林業に関わっている方のものが多く、
熱意が伝わってきて、
おもしろかったです。
箇条書きにいくつか。
・長野の吉田先生の実験や研究で、木の割れについて、
 乾燥して、(貫通割れや中心の割れを除く )割れをおこしても強度が弱くなっていない。
 むしろ乾燥による強度が増すほうが大きく、強くなっている
・一般的に、杉は米松よりも強度弱いとされているけれど、西川材等は、強度が大きくヤングが110程あるものもあり、米松よりも強度が強いことも多い。。(ヤングを測り始めたから分かったことですね。)
・ペレットの値段が下がってきていて、灯油 <ペレット<LPガス<電気となっている。ということはペレットストーブの利用がしやすくなりますね。
・人口乾燥→プレカットにすることになって、逆さ柱で使用してしまうというクレームが起きている
 (木は、立ち木の状態で使用するとよいとされている。)
・材木屋として、本心は、天然乾燥のほうがよいと思うけれど、すべてがそうだと経済的に成り立たない
 (天然乾燥は、短くて2年以上は時間が必要。。その場所代と材木を購入してから支払い期間は1週間しかない。。)
・ロシア材の税の関係等で、外材が高くなったことで、国産材の使用がハウスメーカーで広まったけれど、円高でホワイトウッドの使用が増えている
 

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