●敷瓦(瓦展より 窯変)

黒と白の境目に虹色がほどこされている 炎のカタチ

30000枚に10枚の割合でできる窯変した瓦

昨日、浅草公会堂で行われている瓦展に行ってまいりました。
写真は、達磨釜で焼いた五十嵐さんの敷き瓦。
達磨釜は、今でも、薪をつかい、松煙でいぶしています。
(現在、焼き続けられている達磨釜は、日本で3基、そのうち2基を五十嵐さんが
所有されています。達磨釜で焼かれた瓦は呼吸しています。)
だからこそ、
こんな炎のカタチが、
瓦にうつることがあるそうです。
人間が意図してもつくることのできない、
炎のカタチ。
今でもなお、火で焼くということに
こだわっているからこそできる色合いですね。
炎のカタチ、黒と白と、境界には虹色がほどこされていました。
この美しい色、写真ではうまくとれませんでしたけど、
雰囲気は伝わるでしょうか。。