●つづきです

写真は洗面所に取り付けする
ドライヤーやバスローブをかける棒です。
指定の太さと、こんなに長いものはできませんと
挽きやさんに断られたそうで、
こちらも手カンナなんです。と
お話してくださりました。
(こういうお話をされているときは
何故かすごく笑顔で、大変=いい仕事ができるとうれしい。そんなふうにかんじています。)
まず、八角形に荒削りしたあと
写真のようなカンナで円形にしていくそうです。
すごくにぎりやすくて、
また木目がきれいにでています。
施主さんが新築マンションを購入されて、
無機質な空間だけれど
木等がはいることで、
リラックスできる空間になったらというようなことを
おっしゃていたことを思い出しました。
そのことをお話したら、
工藤さんも、思い出していたようで、
そうですねっておっしゃっていました。
こういうものが空間にくると
漆喰を塗りたくなるような仕上がりです。
この作業はあと1週間はつづくとのこと。
見えないようなこういう作業が、
カタチになって伝わるのだと思います。