上棟

2015.0404 くもり
上棟
大工さん 4人 
基礎屋さん(頭)
上棟式
お施主さんご家族、
大工さん、基礎屋さん
サッシ屋さん、板金屋さん 
無事に棟があがりました。
きっちりした刻みでしたので(ゆるいと早いのです)
組むのに時間がかかっていたので
間に合うかなと思っていたのですが
大工さん、頭とでがんばってくださったようです。
現場につくと野地板をのせるため、
垂木にあわせて、上面を平にされていました。
棟梁もやっとほっとできたみたいでした。
野地板を貼られる前に少し上からみせていただいたので
写真をのせました。
とても綺麗ですね。
赤身の材が整然と並んでいて、
間仕切り等で隠れてしまう梁もとてももったいないと思うくらい
よい木が使用されていました。
継手、仕口も本当に綺麗で継いでいないようにもみえました。
ちょっとだけほっとされて、
夕方の上棟式に間に合うように、
野地板を貼っていきます。
野川の散歩道からみてみましたが、
木がいい匂いがするのと
小気味のいいたたく音がするからか、
通りすぎる人々が
見上げていました。
この桜並木に馴染む住まいとなってくれそうです。
野地板が貼られた様子もとても綺麗です。
この木をみながら暮らされるお施主さんがとてもうらやましくなりました!
そして、
夕方、上棟式が行われました。
まずは四隅にお酒、お米等をまいて、
直いでは、お施主さんご家族の心づくしのお料理。
ほっとされて笑顔の見える大工さんたち、
今日で、この現場が終わりとなる基礎屋さん
(とても綺麗な基礎でした。 
 基礎って固くみえますが打設するときはまだどんな形にもなるものです。
 それを1.5㎜ ほとんどが1㎜以内の誤差で打ってくれました。
 (3㎜以内でしたら上手な基礎だと思います))
 そして強度もしっかりとでていました。 ありがとうございます。)
大工さんに刺激されてか、また元々のお人柄もあって
既製品のはめるだけの板金では 板金屋とはいえないと
自ら手加工での板金を提案してくださった板金屋さん
(既製品は機械を通すのでひずみがでやすいのです)
見本をもってかけつけてくださった正確なお仕事をされるサッシ屋さん、
あたたかいお料理を用意してくださったお施主さんご家族、
また遠くからいらしてくださったご家族の方々、
そして餅まきでは
ご近所の方も集まってくださって、
笑顔のあふれるまた心あたたまるよい式になったと思います。
本当に、ありがとうございました。
棟梁にどこが一番大変でしたか?と
お聞きしたら
全部ですとおっしゃっていました。
手加工では楽なところはひとつもない
でも裏をかえせば、
やりがいがあるといえる。
そんなことをおっしゃっていました。
棟梁の言葉は、どんなところも
心を込めてつくっているからこその全部なんだなと思いました。
ありがとうございます。
そして引き続きよろしくお願いいたします。
(写真を何ページかのせています。)