その後 2013 04

2013年 4月
雑誌の撮影でお伺いさせていただいたとき、
写真を撮らせていただきました。
住まいは人が住んでこそ。
竣工時よりもずっとよい雰囲気に育ってくれていて
とてもうれしくなりました。
カメラマンさんって
瞬時にアングルを決めてすごいな!と思った時間でもありました。
私が撮った写真ですが、upさせていただきました。
ハウジングとう雑誌の2013年8月号62ページ~木のぬくもりのある家として紹介されています。

ちっちゃいおうちに
テーブルが届きました。
数ヶ月前に、甘楽木工の西川さんの工房 (Click!) を訪れ、
木をみせていただき、お願いしたものが出来上がったのです。
2階リビングなので、バルコニーから、みんなで運んで、
居間に納まったときは、なんだか感動してしまいました。
家って竣工して完成でなくて、
人が住んで、そして家具がはいって、また生活がはじまって、
そこでやっと完成する。。
なんだかそんな場面に立ち会えたことがうれしくて
久しぶりに緊張してしまいました。
テーブルは、その場所にずっと居たような
かんじに馴染んでいるように見えました。
これから、毎日、毎日このテーブルに触れ、
ここで笑い、ここでくつろぐのでしょうね。
日々一緒にすごすものですから、
西川さんという顔がみえる方の手で、
くるみの木でつくられたものと暮らすというのは、
すごく幸せなことのように思ってうれしかったです。
ありがとう。

●甘楽木工

2010.0606
ちっちゃいおうちのお施主さんと
再び、甘楽に向かいました。
行く先は
甘楽木工房さん。 http://www.kanra-workshop.com/index.htm
居間の座卓をつくっていただくのです。
高速を降りて少したつとのどかな風景。
そこに馴染むお蚕小屋を改装した建物で、甘楽木工房の西川さんは、家具をつくられています。(この建物が、本当に、素敵で、私は大好きです。)
車が到着すると引き戸を開けてお迎えしてくださり、
その笑顔でまずはほっとしてしまいました。
平面図や写真をみていただき、
大きさや、材について、打ち合わせをしていきます。
ちょうど納品前のダイニングテーブルがあり、
イメージしやすかったと思います。
お施主さんが自宅で図ってきたサイズと、
置いてあるテーブル、
西川さんの適切なアドバイス(西洋のテーブルでは、一人60cmが基本。奥行きは80cmくらいが多いそうですが、座卓の場合は。。日本の食事は家族で、大皿でつまむことが多いため、手が届く範囲、もっと奥行きが少なくてもよいなどなど)
によって、大きさを確認。
その後、
材をみせていただきました。
今回、通常よりも長いため、(丸太で購入されて、製材されたものを乾燥されるため、3mもしくは、4mの材を半分にした長さがたくさんありました!)
それに合う材を丁寧にみせていただきました。
材は重くて、私にはトライしてみても、もちあがらないほどでしたが、
ひとつひとつ丁寧にどかしてくださり、
そして、お施主さんが気に入った材は、
削るとこんなかんじ(写真2枚目)とまた塗装したらこんなかんじと
みせてくださったり。また経年変化した色なども、木のお盆や椅子などで
イメージしやすいように、丁寧に説明してくださりました。
そして座る高さも、
ちゃぶ台を例にして、実際に座る姿勢をとらせていただき、
こんなかんじかなぁと
体験させていただきました。
写真1枚目は、イメージしやすいように、台の上にのせてくれたところです。
耳がついたほうがよいのか、
つかないほうがよいのかなども、
垂直の材を置いたり、
重ねたかんじをみせてくださったりと
本当に、イメージしやすいくって感動でした
(写真のために台まで用意してくださりました!ありがとうございます。・・ここでは一番カメラの腕のいいご主人に撮っていただきました。)
本当に、親身になって、対応してくださって、
つくっていただくということは、
こういうことなんだなぁと
思いました。
オーダーメードの服が着心地がよいように
この家具は、住まい手にとっても、
空間にとっても、
きっと居心地のいいものになってくれるそんな予感がしています。
写真3枚目は、新作の椅子です。
ここまで、シンプルな椅子ってなかなかないですよね!
栗でできていて、
すごく軽くて(家具の栗って軽いんだそうです。)
座り心地がとってもよかったです。
お話もとても楽しくて
素敵な時間でした。
家具がやってくる日がとっても楽しみです。
(楽しみな時間がつづくようゆっくりつくられてください!)
ありがとうございました。
ちっちゃいおうちにぴったりな家具。
楽しみですね。