飯能はさいたまでも有名な西川材の産地です。
里山に近いことから手入れが行き届き、
良質な材がとれると言われてきました。
先日、飯能に行ったとき、山に登ってきました。
途中、
山に生えている木に触れてみると
ひんやりしていて生きていることをかんじました。
手入れの行き届いた杉林は、整然としていて、
人間と自然との美しい関係をかんじました。
山の斜面に生えている広葉樹たちは、
斜めの地面のまま斜めにしっかりと根をはやし、
一生懸命に生きていることをかんじました。
命をいただいていて
木の家をつくるのだから大切につくりたいな。
またその命を大切に感じてくれる人に
住んでほしいなぁと
思いました。
素材の源流に触れることで
木というではなく、
命をいただいている
そんなことを思い出させてくれますね。
私も含めて、人間はついつい傲慢になりがち、
だからこそ、そんな時間を大切にしていきたいなぁと思いました。
写真は棒の峯。
空気がとっても、気持ちよかったです。
ありがとうございます。