●瓦のつくりかた。

土である瓦の工場もみせていただきました。
真空土練機で、粘土を練った後、
写真のような機械を通って、
おおまかなカタチに整形されます。
機械といっても、とっても、シンプルなんですね。
ものをつくる道具って、
道具自体も美しいと思うのですが、
そんなかんじですね。
そして、機械からでた、瓦を
1枚、1枚、瓦台にのせて整形していきます。
たたいて、撫でて、約30秒、
まさに職人技というかんじの
あっという間の作業でした。
その台のもち手部分は人の手の形に変形しています。
写真でわかるでしょうか。。
桜の木とおしゃっていました。
そして、瓦をたたく木の棒も
人の手なりに窪んでいました。
今つかっているものは、
正田醤油のときにおろした新しいものと
おしゃっていましたが、
もうすでに、指型にへこんでいました。
なんだかすごいです。
重要文化財関係の方が、
視察にこられるそうですが、
現役で、瓦がつくられつづけること、
つながっていってほしいと思います。