●屋根工事

2008.06.20
屋根工事 4人
大工さん 1人
金物取り付 2人
この現場の屋根は、2枚屋根になります。
3時すぎに、現場につくと1枚目の屋根の大きな部分が終わっていました。
休憩の後、板金屋さんの様子をみていると
なにやら大変そう。
お断りをして近くでみさせていただきました。
上るときは足を拭いてねとタオルを貸してくださいました。
こういう心遣いはうれしいものです。
近くでみると大変な理由がわかりました。
屋根と屋根が重なる部分の
雨じまいをしっかりするための
境界部分の板金なのですが、
こういう部分は、既製品ではいかないため、
加工していきます。
また、板金の目地を違う屋根どうしでも、
目地を揃えるため3次元の加工となります。
それを隙間なく、寸法をとり、組み合わせていくのです。
この部分はすべて、腕のみせどころ、親方さんの仕事なんですね。
写真一番上でみられる少しのびている部分、
そこは重要なようで、これがないと雨がまわりやすくなっちゃうんだよと教えてくださいました。
また、
お弟子さんたちも自分たちの役割をしながらも、
覚えたいという気持ちがあるみたいで、急所、急所部分は、
見に来られていました。
すごくいい子弟関係のようにみえました。
そして、板金屋さんが教えてくださったことは、
板金をとめるビスのお話です。長さが24mmのものをつかいたいから、
下地に何センチの厚さのものがいいなど。。
勉強になることばかりでした。
写真2枚目は、3時間後の写真です。
難しい部分って納まってしまうとキレイなのでわからないですが、
技術や心意気が詰まった部分です。
内部は、大工さんが床根太を組まれていました。
サッシが新色で納期がかかるので、外部ができないのですね。
ピアノ置き場の部分、根太を芯で納めるのでなく、
のばして、間にもいれてくださりしっかりした納まりにつくってくださいました。
ありがとうございます。
筋交いの金物の取り付けもはじまりました。
金物に(メーカーによってはいろはが書いてあるのですが)が耐力をしめす
いろはの文字がなかったので、品番を控えてきましたので、
カタログをみて、確認する予定です。