写真1枚目は見える部分です。
ズボンを掛けたところ。
この仕事をするときに
ハンガーについて少し調べました。
ハンガーは本来、洋服を掛けるためのもの。
なので、着る人にあわせてつくられた服の肩幅や形状をくずさないように、
カタチがあるべきで。。そんなオーダーハンガーがつくられています。
オーダーしなくても、
男性スーツ用、Yシャツ用、女性用等とそれぞれ違うサイズ、
用途にあわせたのものが売られているのですね。
素材も、呼吸のできる木製のものがいいようです。
ズボンであれば、皺がよらないようにこんなふうに
掛けることができたらいいですね。
写真2枚目はコートを掛けたところです。
真正面から掛けられるように、
欠きこみをしてくださりました。
写真3枚目は木目を。
すごくきれいで。
とても丁寧につくられているのをかんじます。
このコート掛けを見るたびに、
一生懸命つくってくださったこと
そんなことをかんじます。
見えない部分ですが、
そういう心の部分って伝わると思うのです。
昨日は早く終わったので、
帰りにサントリー美術館で行われている
沖縄の紅型展に寄ってきたのですが
沖縄の古い着物をみていると
人々の暮らしは海や花といった自然とつながっている。
そして、そういう大切な大好きなものを
ひとつひとつ染めていく。
その柄も例えば、小さな子の服であれば健やかな成長を願うものであり
着る服の幸せを願ってつくられたもの。
そういうものに包まれて生活するというのは、
その人を受け入れてくれるそんな感じがして素敵だなぁと思いました。
ここの家具もまたそんなチカラを持っていますね。