●移動できるあかり

長瀞のどこかの資料館にて

あたりまえだけど、
昔の照明器具は、移動できた!
たき火→油→ろうそうく→石油→電気と
光のもとが変化する過程で、
照明は固定されるようになった。
固定している歴史は短い。
移動できる灯りという視点で設計すると
またおもしろいかもしれない。

●寸法のお話

器の選び方の本で、寸法のことが書かれていた。
ごく自然にひらいた掌 身長の約5%
親指を直角にひらいたときの人差し指と親指の対角線の
距離。身長の約10%
両手の人差し指と親指で囲む円 約4寸。
椅子の高さ、身長の約23%
奥行き 身長の約30%
重さについても、
飯椀の重さにも流行があり、昔よりどんどん軽くなっているのだとか。
本がでた当時は、100グラムだったそう。
なんだかおもしろいですね。
そして、持ちやすい瓶などの大きさ、
180cmの人でも、80cm
150cmの人でも、75cm
大きな人でも、小さな人でも、あんまりかわらないんですね。

●ふすま

ふすま 向井さん著

って本を読みました。
設計のヒントとなることを少しぬきだしてみました。
ふすまの引手の高さを通常より6寸下げる。
上品なかんじになるのだとか。
押入襖の中段を3枚引きにする。
布団の出し入れがしやすいし、リズムが生まれる。
襖は張る。貼るではない。
お互いの関係を考える(名人はいらない。)

●いつ

とどくかな

ひまわりにいつ、背をぬかされるかなぁと
楽しみにしていた。
おとといはあご。
きのうはおでこ。
そして今日ぬかされた。
空までとどきうな勢いでのびています。

●紅花

とったばかり

2,3日して

うすについた紅色きれい

紅花の色って花びらからとる。
でも、それは紅い部分ではない。
その紅の奥の白いところ、実のなる部分から色は生まれる。
命の色って不思議。
こうやって、花を摘んでみると
命をいただいているということが
わかる。