●土壁の工程

工程がわかるパネル

(木の建築塾 左官 湯田さんのお話から)
小舞のお話の次は土壁の工程です。
土をねかして、
荒壁をぬって。。と
説明してくださいました。
写真はその工程のパネルです。
わかりやすいですね。
ひび割れやすきを防止するための
のれん、やちりとんぼもみることができました。
でも、こういう丁寧な仕事をするときは、
時間をかけること。
中塗りをしてから、3〜5年、
たってから、上塗りをすること。
そうでなければ、下地の意味も生かされないそんな
お話をしてくださいました。
それにしても、
美しいかべの下地なるものは、
本当にきれいですね。
(この現場は中塗りの状態です。今後、上塗りを予定。。
また中塗り切りかえし?(名前がちがうかもしれません))といったような
中塗りで仕上げるような工法もあるそうです。
講座の後、湯田さんとお話をさせていただいたのですが、
人が住む場所だったら、仕上げをしないで、
中塗りのほうが、
やさしいよね。。そうおっしゃていました。
たしかに、きれいすぎるものより
ここちいい
土に近いかんじが中塗にはありますね。