●鬼瓦教室2

塊をつけていきます

ウルトラマンみたいです

丸いものをつくります

富岡さんの鬼瓦教室に行ってきました。
その時のレポ、時間がたってしまいましたが
3回にわけて、つくりました。
その工程のつづきです
④両脇の部分を削ります。(このあたりから夢中になって、
 写真をとるのを忘れてしまいました!)
 うまくヘラをつかえなくて、凸凹してしまいました。
 先生のをみたらシャ-プにすると格好がいいです。
 そして、その後、顔部分をつけていきます。顔は台みたいな土の板を曲げて
 つけます。
 瓦にはのはつかいません。
 後をつけて、水をぬらし、土をつけていくのです。
⑤ 顔をつけた後、まゆげや、目をつけ、口をほっていきます。
  ウルトラマンみたいになってしまいました。
  眉毛の下には目があるとか、耳があるとか意識していなかったために、
  後から入れる場所がなかったり、大変でした!
  人の顔に興味を持ちました。
⑥ いろいろくっつけたりほったり!!していきます。
  (説明はむずかしいです。ぜひ、体験してください。
  4回目だとか、もっとだとか、リピ-タ-の方が多くてびっくりでした。)
 両脇の丸いものを型でぬいていきます。
 こういうことも砂場遊びみたいで(すみません)とっても楽しいです。
つづきます

●鬼瓦教室

鬼瓦の基と道具です

ひっくり返します

写します

富岡さんの鬼瓦教室に行ってきました。
その時のレポ、時間がたってしまいましたが
3回にわけて、つくりました。
鬼瓦をつくること、土をいじること(瓦って土なんですよね)ってとっても楽しく、
またむずかしかったです。
鬼瓦って立体なので、完成のイメ-ジをもってつくっていくこと
むずかしいですね。
その工程です。
①鬼瓦がのる瓦の台(これに、型も写してくださいました)と
  と道具を用意していただきました。
  この他に大きめの画筆と雑巾が必要でした。
  土は手作業に向く愛知のものだそうです。
②これは下向きなので逆さにします。
 木の板にのせて、逆さにし、新聞紙(くっつかないようにするため)をおいた板に
 のせます。結構重たかったです。(でも、もっと重たくなっていくんです。)
③鬼瓦の絵を写します。
 和紙には半分の顔がかかれています。左右対称なので、それをおりかえし、
 しるしをつけていきます。
つづきます。

●鬼瓦

菊水

荒目流し

鬼瓦って
いろいろあるのですね。
名前もまたきれいですね。

●鬼瓦

若葉 伝統工芸館 実習室

上とついになるもの

古代鬼面

屋根にのっている鬼瓦をみるといろいろある。
知らなかったなぁ。
屋根の上がこんなにいい顔しているなんて。
埼玉伝統工芸館にて。

鬼瓦

鬼瓦

菊水

今、埼玉伝統工芸会館で
鬼師、富岡さんの
鬼瓦教室が行われています。
その会場である建物に、
富岡さんのつくられた鬼瓦がのっていました。
写真上2枚は、あうんでペアになっているもの。
一番下は、菊水。
鬼もいい顔をされていますし、
菊水って、
繊細で、青空が似合いますね。
きれいですよね。

●鬼瓦教室のお知らせ

鬼瓦教室のお知らせ

鬼瓦教室が
2月の三連休、
埼玉県伝統工芸館で行われます。
写真左のものは1時間程度の簡単な方抜きの方法ですが、
次回は、3日間かけて、大きなものを製作します。
私のリンクの富岡鬼瓦工房さんに直接
お問い合わせしてただくか、
伝統工芸館でも、受付してくださるそうです。
興味のある方は、ぜひ、
めったにできない体験ですので
参加されてみてください。
鬼瓦をつくりながら、
瓦のことたくさん質問すると奥が深くて面白いですよ!

●瓦の流れ

韓国料理屋さん

鬼瓦はどこからきたのか?
インドから生まれたそうです。
インドから中国、韓国に伝わり日本にきたそうです。
なので鬼瓦の中でも古代瓦はエキゾチックな顔をされているものも
多いそうです。
鬼瓦って怖面なのかなと
思っていましたが、
よくみえると
ひょうきんな顔が多いんですよね。
どことなく、あたたかさがあります。
鬼瓦は、もともとは、
男女の区別がなく、
つのもなく、
日本にきて、室町時代頃に
つのがはえてきたそうです。
男女の区別は
あうんでみます。
口をひらいているのがメス、
閉じているのがオスです。
それが組みになって屋根の上にのります。
鬼瓦はひとつのお寺でも、
いろいろな箇所にのるため、
多い時は、半年ほど、製作にかかるそうです。
写真は韓国料理やさんの壁面にあるものだそうです。
(キヨイ町ビル1階)
韓国の文様だそうですね。
他にも、いぶさないで、焼きしめた瓦を壁面にもしようしたり
(丸ビルの日本料理屋さん(最上階))
瓦の用途はいろいろあるそうです。
おもしろい!!ですね。

●立川流

菊水

菊水

富岡鬼瓦工房さんに
行ってきました。
レポのつづきです。
富岡さんの名刺に立川流と書かれていて、
何かをお聞きしてみました。
鬼瓦にも、宮大工さんとおなじように、
流派があり、
立川流と
おおすみ流にわかれており、
関東から長野に渡って、立川流という流派が主流になっているそうです。
鬼瓦も、社寺の彫刻も同じながれなんですね。
その立川流なのですが、
菊水を象徴とされるように、
繊細な彫刻がみられるようです。
写真、みてびっくりされると思いますが
こんな繊細な文様が屋根の上にのっているんですね。
屋根にのるときれいだよと教えてくださいましたが、
本当ですね。
屋根の上、見て歩かなければもったいないと思いました。
鬼瓦だったり、菊水だったり、
文様は魔よけだったり家を守るものが多いようです。

●鬼瓦 焼く

いぶし瓦

富岡鬼瓦工房さんに
行ってきました。
レポのつづきです。
成型された鬼瓦は
焼いていぶし瓦になります。
昔は五十嵐さんがつづけられているように
だるま釜(現在、日本には3基しかありません。
五十嵐さんが2基、四国に1基(観光用)、そして新しく1基模索中のようです。)
で焼けれていましたが、
だるま釜焼くことは相当な労力が必要なこと、近隣への配慮が大変なことに
よって、富岡さんのところはガス釜を使用されています。
五十嵐さんに夏、お会いしたとき、
釜いれの跡後は、2、3キロやせしまったとか!
一晩中ついていなけれないけない大仕事だそうです
(※ガスのときも離れなれないそうです)
あの粘土の色がやかれて、
いぶされることで瓦色になります。
瓦の土も今は土練機でつくられているそうですが、
昔は、大男の方が踏んでつんだものを
たたらといい使用されていたそうで、
今のものと違い、適度に空気がはいっていて、
凍害にもつよかったようで、
たたらで、だるま釜で焼いた瓦が
一番強いようで、何百年も屋根として使われているそうです。

●鬼瓦 

鬼瓦

家紋でしょうか。。

富岡鬼瓦工房さんに
行ってきました。
レポのつづきです。
実は、製作過程の焼く作業中で、
前回2つのレポは富岡さんが特別にみせてくださったもの
(ありがとうございます)
なのですが、
こちらの写真が焼かれる前の鬼瓦です。
あの動作、作業でこんな立体になってしまうなんて、
本当にすごいですね。
図面は大切とおっしゃていたのですが、
図面は平面図のみ。
平面図を描くときに、立体を意識しているそうです。
本当にすごい!ですね。
古い図面は本当に美しいんだよといって、
古い図をみせていただいたら、
平面なのに、
立体にみえる。。
なんだか美しくて感動してしまいました。